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【県立大学】LOOKUP YOKOSUKAのチキンブリトーとタピオカドリンク(横須賀市安浦町)

DIYな外観が目を引くお店

京急県立大学駅から5分ほど歩くと、国道16号線沿いの「すき家」駐車場の隣にDIYな外観が目を引くお店が見えてくる。「LOOKUP YOKOSUKA」。横須賀では数少ないキッズスペース完備のお店でもある。

子どもの成長は早いから、近くで見ていられる、キッズスペース完備の店を作っちゃえと

「元の板金工場に一目惚れして、ほとんど業者も頼まずにゼロから自分たちだけで作り上げました。」と話すのはオーナーの岩堀広樹さん。以前は中目黒のバーで働いていたものの、夜間の仕事ということもあり、子どもとの時間がなかなか取れなかったという。

「子どもの成長は早い。それなのに近くで見られないのはもったいないなと思っちゃって。」

「で、成長を近くで見ていられる、キッズスペース完備の店を作っちゃえと(笑)」

そうしてオープンしたのが2019年の6月。巷ではタピオカドリンクがブームを起こしていた頃だった。

妻、佳奈さんの発案で生まれたタピオカドリンク

メキシコ料理が中心のメニューの中で、ひと際目を引くのが、お店のロゴ入り容器におさまる種類豊富なタピオカドリンク。

「タピオカドリンクは妻の佳奈の発案で。お陰でお子さん連れのお客様にも気軽に来てもらえています。」

「年齢的にもこの辺りのマンションに住んでる方は、ちょうど僕と同じかそれよりちょっと上ぐらいの方が多いんですよね。なので、子どもの年齢も近かったりして。」

「実際、お子さんを連れて出かけたい方は結構いると思うんですけど、連れて行ける場所が意外と少なかったみたいで。でも実際にキッズスペースや興味を魅くメニューがあれば、みんな来てくれるんだなと。」

そんなタピオカドリンクは世間のブームが落ち着いた今でもLOOKUP YOKOSUKAの人気メニューとなっている。

今は(※2021年3月中旬)店内飲食をやめているが、自粛営業終了後はまたお子さん連れのお客様で賑わう店内が見られるようになるだろう。

メキシコ料理店で働いていた大石さんが作るブリトー

シェフを務める大石さんは以前、三軒茶屋のメキシコ料理店で働いていたこともあり、LOOKUP YOKOSUKAでは、ブリトー、タコス、タコライス、ライムチキンライスの他にも、キャサディア、セビーチェといったメキシコ料理を中心とした料理が食べられる。メキシコの食器、タラベラ焼の食器を使うほどのこだわりようも見せる。

その一方で、「納豆ブリトー」や「トムヤムブリトー」「カキフライブリトー」といった変わり種ブリトーの開発にも力を注ぎ、人気を集めている。

岩堀さんによると「うちはどちらかというとテックスメックス」だが「日本の方もアメリカの方も楽しめる味に仕上げている」とのこと。

「ベースの人たちにとってブリトーは定番中の定番。コンビニでおにぎりを買う感覚でブリトーを買う。」

「気に入った味を求めてベースの中で情報交換をしていて、うちを紹介してくれたりします。しかも現地で流行っているブリトーやソースを教えていくれたりもする。横須賀では情報も直輸入できます(笑)」

実際、在日米軍横須賀基地近くには、Yoko’Liciousをはじめとしてブリトーを食べられるお店が点在するが、外国人が経営するお店を利用することにハードルの高さを感じる市民や観光客も多い。「だからこそ、うちを入り口として、横須賀市内の外国人が経営するお店でもブリトーを食べてみてほしい。」と話す。

オープン以降、地道にベースの人たちとも良好な関係を築いてきたLOOKUP YOKOSUKA。

「最近はベースの人たちを中心とした外国人のお客様にも数多くご来店していただき、横須賀という少し特殊な街に、段々とこの店が根付いていることを日々感じている」という。

「釣りもできるし、エクストリームスポーツもできるし、もう何か面白い要素しかないんですよね。横須賀」

今後のLOOKUP YOKOSUKAについて、「オンラインストアやキッチンカーでの販売を通じて、店に来られない人にも食べてもらいたい」「アパレルやグッズも充実させていきたい」と話す岩堀さん。

お洒落をして訪れるカップルもよく目にするLOOKUP YOKOSUKAだが「横浜や東京にデートしに行ってしまう若い子も寄りたくなるような店にもしていきたい」との想いもあるという。

さらには「この辺りも空き店舗が多いので、横須賀市内からでも市外からでも、お店をやりたい人がどんどん集まってくれると嬉しい」

「釣りもできるし。エクストリームスポーツもできるし、もう何か面白い要素しかないんですよね。横須賀。都内でやるよりは家賃も安いし、1時間で行き来できるし。特に若い人たちには、もっと横須賀に来てほしい」とも話してくれた。

「横須賀という少し特殊な街」を訪れた際には、そんな街にさらに根付き、さらに愛される存在になっていくのが楽しみな店、LOOKUP YOKOSUKAにもぜひ足を伸ばしてみてほしい。

メニュー

タコライス

タコライス
タコライス
¥900(税抜)
シーフードタコライス
¥1100(税抜)

ライムチキンライス

ライムチキンライス

¥800(税抜)

ブリトー

ミートブリトー

¥950(税抜)

チキンブリトー

¥950(税抜)

ベジタブルブリトー

¥950(税抜)

納豆ブリトー

¥1000(税抜)

フィッシュブリトー

¥1050(税抜)

タピオカドリンク

タピオカミルクティー

¥450(税抜)

タピオカストロベリーミルク

¥550(税抜)

タピオカマンゴーミルク

¥550(税抜)

タピオカクラフトコーラ

¥600(税抜)

サイドメニュー

フライドポテト

¥500(税抜)

唐揚げ

¥600(税抜)

セビーチェ

¥700(税抜)

チップスwithサワークリーム&ハニー

¥600(税抜)

チップスwithサルサ&ワカモレ

¥700(税抜)

キャサディアithチーズ&ハニー

¥650(税抜)

キャサディアithハラペーニョ&サルサ

¥800(税抜)

店舗情報

LOOK UP YOKOSUKA

公式サイト:https://www.lookup-yokosuka.com/

Instagram:https://www.instagram.com/lookup_yokosuka/

Facebook:https://www.facebook.com/lookup.yokosuka/

所在地:〒238-0012 神奈川県横須賀市安浦町3丁目25

GoogleMap:https://goo.gl/maps/VowNnnxd1rwLcV7b8

釣りもできるし、エクストリームスポーツもできるうみかぜ公園

岩堀さんの言う「釣りもできるし、エクストリームスポーツもできるし、もう何か面白い要素しかないんですよね。横須賀」をそのまま実感出来るのが、LOOKUP YOKOSUKAから徒歩15分の「うみかぜ公園」。

様々な国籍の人たち、様々な年齢の人たちが、それらに興じる様が見られる。「少し特殊な街」横須賀らしい場所のひとつでもある。

釣りやエクストリームスポーツをしなくても、TAKE OUTメニューも豊富なLOOKUP YOKOSUKAで買った料理を、トンビの襲来に気をつけながら食べるだけで、横須賀らしいひとときが過ごせることだろう。

公園情報

うみかぜ公園

所在地:〒238-0013 神奈川県横須賀市平成町3-23

GoogleMap:https://goo.gl/maps/hv8AacAJKeSLmwFm9

公式サイト:うみかぜ公園 | 横須賀市港湾緑地 https://www.sakata-greenservice.co.jp/yokosuka/umikaze/

今回歩いたルート

県立大学_LOOKUP YOKOSUKAとうみかぜ公園 - Google My Maps
県立大学_LOOKUP YOKOSUKAとうみかぜ公園
Megane graphics(メガネ グラフィックス)
Megane graphics(メガネ グラフィックス)

デザイナー。
リモートワークの合間に横須賀の個人飲食店にお昼を食べに行くのが好き。
横須賀の個人飲食店のお仕事をするのも好き。
でも、好きな横須賀の個人飲食店が次々閉店していくのが心配。

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