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【京急田浦】登らなければ出会えない景色が田浦にはある~ヨソモノ駅前探訪記04~田浦梅の里篇

はじめに。

横須賀に住み始めて間もない「ヨソモノ」である筆者が、市内にある京浜急行の各駅で下車。【起点は駅】【行き先は決めない】をルールに、街を歩いて散策する『ヨソモノ駅前探訪記』。ヨソモノの目で眺めるから見えてくる(かもしれない)ヨコスカの姿、一緒に楽しんでいただければ、そんなうれしいことはありません。

梅の花咲く今だから、行ってみましょう『田浦梅の里』。

さて、お久しぶりです。今回降り立ったのは『京急田浦』駅。……そうです、前回も来たんですよ、この駅に。追浜篇でも同じ駅に2回来た前科があるワタシ。まずは言い訳させてください。予定では『安針塚』駅に行くはずだった今回の記事、取材に動いたのは2022年3月上旬。

この時期ですね、梅の花が咲くんですよ。

ローカル横須賀民の方たちは、このフレーズだけでもうピンと来るかと思いますが、『京急田浦』と『安針塚』駅のちょうど間あたりに、三浦半島きっての梅の名所『田浦梅の里』があるんです。春になると1万3000人以上が訪れるという梅園(コロナ禍前の実績です)。きれいだとウワサには聞いていましたが、これまで行ったことなかったんです。花が咲くタイミングで連載ターンが最寄り駅。これも何かの縁、と急きょ足を運ぶことにさせていただきました。

焦げ茶の木柱が、相変わらずレトロ可愛い『京急田浦』駅のホームにて。

しかし正直なところですね、梅の花を愛でる趣味なんてないどころか、サボテンすら枯らしてしまうタイプの人間です。そんな野暮天がなぜ『田浦梅の里』に興味を持ったかというと、きっかけは「看板」でした。

というのも、東京と横須賀をつなぐ大動脈、横横(横浜横須賀道路)の上り車線を運転していると、いつも山の斜面にバーンと『田浦梅の里』という文字が見えるんです。最初は「梅干し会社でもあるのか?」と思っていましたが、春になると市内の各所に「田浦 梅林まつり」の文字が躍るため、それを見て「あそこって梅林なんだ!」と気づき、一度行ってみたいなと考えたわけです。

前置きが長くなりましたが、それでは現地に向かいましょう。

本来の最寄り駅はJR田浦。里の入口まで、ひたすら歩くべし。

『京急田浦』の改札を出て、目の前を走る国道16号線(横須賀街道)沿いの商店街を安針塚方面に下ります。なにしろ同じ『田浦』と名が付きますが、京急田浦から梅の里までは「徒歩40分」。しかも、安針塚駅から歩いても所要時間は変わりません。

連載の都合上、京急駅から出発してますが、本来の最寄り駅は『JR田浦』駅で、それでも徒歩25分。しかも梅の里には駐車場もなし。ハンパな覚悟では美しい梅は見られないぞ、という謎のプレッシャーを感じます。

商店街を抜けると、船越1丁目の交差点に出ます。左に見える白い建物は、前回も登場した『東芝ライテック』です。

『新船越隧道(すいどう)』トンネルをくぐり、ひたすら道なりに20分ほど歩きます。すると、田浦3丁目の道路沿いに『馬頭観音堂』がありました。

横須賀市のサイトによると、安政5年から明治に建てられているそうです。その当時、馬は農耕や輸送に欠かせない存在で、人々は馬の無病息災を祈り、働いて力尽きた馬もきちんと供養されていたのだとか。

その先に進むとついに見えました。交番の横に『田浦梅の里 入口』の看板が!

看板のすぐ下には小川が流れています。田浦エリアにはあちこちに小川があり、場所によっては蛍も見られるのだそうです。

看板の手前にある道を右に折れ、商店街と住宅街の中間のような、ところどころにお店がある通りを歩いていきます。

道の途中にぽつり、ぽつりと八百屋さん、お肉屋さん、パン屋さんなど個人経営のお店がある、懐かしい雰囲気の街並みです。

味のある美容室も見つけました。壁面が「漆喰(しっくい)看板」になっています。「美容」の字と、それを取り囲むモクモクした装飾は、漆喰を塗る時に左官で用いられる鏝(こて)を使って描かれているようです。

昔は多かった塗り壁の住宅ですが、今は建材の種類も変化して、それと同時に漆喰看板も少なくなっています。こうした古くから伝わる左官技術を用いたファザードが残っているのも、明治~昭和にかけて、かつて田浦周辺が軍都の中核として賑わっていた名残りなのでしょうか。

ドアのステキな住宅も発見。昭和の文化人が住んでいそうな、味わい深い佇まいをしています。

田浦は谷が入り組んだ地域に開発された、「谷戸」地域としても知られていますが、本格的に入り組みはじめるこの辺りでも道幅は細く、車1台が通れる程度です。

道すがら、民家から顔を出す梅の花があちこちに。

平地が限られ、住宅が密集しているにも関わらず、梅の木を切らずに残している。街の人の心意気が感じられるのは、こういう瞬間です。

住宅街を10分ほど歩くと、目の前が開けました。駐車場の向こうに、梅の花できれいなピンクに色づく山と『田浦梅の里』の看板が。

京急田浦を出てから30分強……とうとう着いた。でも入口はどこでしょう? 普段は頼りにしているグーグルマップですが、『田浦梅の里』の表示はあっても、どこが入口なのかまでは出てきません。とりあえず駐車場を左に曲がってみます。

さらに住宅街を抜けて進み、京急の高架下を抜けたあたりに、看板が見えました!

矢印の方向に曲がると、目の前に見事なしだれ梅がお出迎え。これは美しい!

梅の季節になると、このしだれ梅が京急電車の車窓から見えるそうです。通勤にも、春よ届け!

なにやら桃源郷的な神秘性を感じる「梅の里」っていう名前のイメージにぴったりのエントランス。期待に胸が高まります。

梅の木の向こうには園内案内図がありました。内部はかなり広そうなので、スマホで撮影しておきます。

私は「現在地」の場所にいますが、どうやらさっきの駐車場で右に曲がっても入口があったらしいですね。そちらに行ってたら、しだれ梅を見逃していたかもしれないと思うとラッキーです。

登っても登っても、まだ階段。息切れの先に「発祥の地」。

さあ、園内に向かいましょう。しだれ梅を後にして、竹林の中を伸びる階段を昇りはじめます。

前回、鷹取山の階段でふうふう言っていたステイホーム運動不足の私ですが、この階段はさらに輪をかけてキツい。整備されているので昇りづらくはないけど、とにかく長い。角を曲がるたびに階段が延々と伸びていて、ちっとも終わる気配がありません。

駐車場完備・バリアフリーみたいな観光地が増えるなか、駅遠・駐車場なし・さらにはこの階段。ごめんなさい、梅の里舐めてました。徐々に汗ばむ体を感じながら、粛々と足を進めます。

このキツさ、梅の里側も分かっているようで、途中途中に小さなベンチを置いた休憩ポイントがあり、キレイな眺めで疲れを癒やしてくれます。

さっきまでいた住宅街が、みるみるあんなに下のほうに……。

しばらく階段を昇ると、道が二つに分かれています(〇のポイント)。左に行くと東屋のようなものが、右に行くと『第六天神社』があります。

後々案内図の左方向に進んでいくことを考えると、まずは神社に行ってみることにします。

登り続きだった階段が、この辺りから斜面に沿った下りに変わります。右手に神社がありましたが、その先に鳥居があるため、いったん鳥居をくぐりに向かいます。

雲ひとつない青空の下、白い梅の中に立つ白い鳥居。きれいです。階段しんど! とやさぐれていた気持ちが洗われます。

枝分かれしている小道沿いに、看板と石碑がありました。碑には『田浦梅林発祥の地』とあります。

看板の説明&「横須賀市の公園情報サイト」によると、この『田浦梅の里』の前身が碑にある『田浦梅林』で、1934(昭和9)年に皇太子明仁親王(現在の上皇です)の誕生を祝って、地元・田浦の住民有志が梅700本を植樹したことが始まりなのだとか。お祝いのスケールがすごい!

碑の奥にある階段の先、立派な樫の木に守られるように『第六天神』もありました。手を合わせてご挨拶をします。

そもそもは村人たちが海・山の幸を願うため、この地に大山作命(大山津見神)・萱野姫・山神・水神の4神を合わせて祀ったとされるのが鎌倉時代。石の祠には第六天神を祀り、五穀豊穣を祈っていたのだとか。

その後、時の移り変わりとともに祠は忘れられていましたが、1931(昭和6)年に「森の下に住む地元の人のお告げ」(!)を聞いた森の所有者が、樫の大木付近を掘り起こして調べたら祠の跡を発見。有志とともに祠をつくり直し、現在に至っているとのこと。

所有者の人が掘り起こそうと決意したくらいですから、いったい何が告げられたのか、そもそも「森の下に住む地元の人」はどんな人なのか、いろいろ気になるお話です。

ちなみに第六天と言えば、織田信長がその名を自称したというエピソード(真偽は不明)で有名な「第六天魔王」のこと。魔王と聞くと怖そうなイメージですが、欲望を司る神様として庶民の信仰を集めていたようです。大木に囲まれたこの神社の一帯にはとても静かで穏やかな空気が流れていました。

お参りを終えて境内を出ると、目の前にある急斜面の途中に若い男性が座り込んでいます。あれ、どうしたのかなと思っていたところ、急にスクッと立ち上がり構えたのはカメラ。すると京急電車の赤い車体がこちらに向かって走ってくるではないですか。

たしかに今は、梅越しの電車を撮る1年に1度のチャンス。梅にもいろんな楽しみ方があるのですね。

さあ準備は万端。いよいよ、梅林へ!

さて、先ほどの分かれ道に戻って、梅林の中にある東屋方面を目指しましょう。とにかくこの道は眺めが最高!斜面に沿ってもう梅林が始まっており、たくさんの梅の花が咲いています。

いいですねえ、春らしい。ふだん風雅な感性を持ち合わせていない私でも、うっとりします。眼下には田浦の町並みが。改めて見ると、けっこう高い所まで昇ってきたことが分かります。

遊歩道を抜けると、東屋のある広場のような所に出ました。ベンチがたくさん置かれて、お手洗いなどもあり、ここで梅を見ながらゆっくり過ごせるようです。平日の昼間に訪問しましたが、リュックを背負ったハイキング風のご夫婦や、若者のグループなど、混雑とまではいかないものの、思っていたより人がいます。

コロナ禍でなければ、例年2月~3月にかけて「田浦梅林まつり」が開催され、1万人単位の人出があるそうですから、それと比べると昨年・今年は静かな春の訪れなのでしょう。

ちなみに『田浦梅の里』のウェブサイトで、梅の開花情報が見られます。取材当日にはこんな告知がなされていました。

昼間の気温が上がり、ほぼ満開になっています。花は満開ですが、2月中に雨が降らなかったため、花の付き具合と見栄えが全体的に少なく、少し乾いた印象があります。

たしかに想像していたよりは花の量が少なめ。それでも、十分にきれいです。

たくさん派手に咲いていなくても、あちこちに可憐な花が咲いていて、緑が青々としていて、空が青くて、いい風が吹いていて。

とても気持ちのいい場所です、田浦梅の里。野鳥の声もいい感じで聞こえてくるし、これは東屋でちょっとのんびりするか、なんて近寄っていったら先客の姿が。

スーツの男性がお昼寝中。たしかに、ここで寝たら気持ちよさそう。こんな階段の上まで来れば知り合いにばったり会う可能性も低そうだし。睡眠の邪魔にならないよう東屋は諦め、梅林の奥に進みます。路傍に、ウメの解説を発見。

平安時代には花と言えばウメのことだった、という一文が心に響きます。異国からやってきた美しい花に当時の人々が魅了されたように、2000年代を生きる私もやっぱり梅を見て心が和んでいます。

芝生広場で味わう「空ってこんなに広かった!」の感動。

梅林を抜けると、ぽっかりと開けた芝生の広場に出ました。園内図によるとここが「中央広場」「芝生広場」のようです。

この広場、控えめに言って最高です!周囲に遮るものがなにもなく、空の広さをこんなにも感じられる空間。斜面のなだらかな丸味のせいか、「地球の上にいるぞ」感が押し寄せてきます。

先ほどまで歩いてきた梅林が、発祥の地である「田浦梅林」。そしてこちらの芝生広場側のエリアは「田浦緑地」と大別されています。しかし、どこから見ても眺めがいい。長浦湾のあたりも梅越しに堪能できます。

芝生の上にピクニックシートを広げて、のんびりしている人もちらほら。お弁当を食べている人。音楽を聴いている人。横になりながらタブレットで動画を見ている人(これは、光って見づらそう)。さっき東屋で寝ていた男性も含め、この時間を過ごすため、みんなあの無限みたいな階段を登ってやってきたのか、と思うと胸熱です。

実際、反対側からやってきたマダムとすれ違う際、私が歩いてきた方向を見て「あちらからいらしたの? あちらは階段少なかったかしら」と聞かれまして。「そこそこキツかったです」と答えると、「そうよね。そうなるわよね……」とつぶやきながら去っていかれました。

たしかに、階段はキツい。この原稿を書いている今もまだ太ももやお尻が筋肉痛ですが、それでも登ってくるだけの気持ちよさがここにはある。

広場の横は急斜面のため、安全上の策が設けられていますが、斜面にも梅の花がけぶるように咲いていて、なんとも美しい。

さらに奥に向かうと、斜面に沿ってアスレチック遊具がありました。外国人の家族連れが来ており、子どもたちがキャアキャアと楽しそうな声をあげながら、駆けまわっています。

そして、ついに見つけてしまいました……。私をこの地に導いたきっかけ、高速道路から見える例の看板を!

写真だとよく分かりませんが、一文字でも人間より大きいくらいのビッグサイズです。

斜面の向こうに、山を縫うように走る横横が見えます。いつも向こうからこちらを眺めているので、逆バージョンになると新鮮。

看板の後ろには、歌碑がありました。歌の読み手である石川宏さんについては『田浦梅の里の歴史』のなかで、田浦在住の「素封家」として紹介されていました。

素封家とは聞き慣れない言葉ですが、いわゆる資産家のこと。調べると、大学教授で詩人というインテリジェンスあふれる経歴が出てくるこの石川さんがもともとこの一帯の土地の持ち主で、1976(昭和51)年に田浦梅林を含む周辺の山林緑地、約33万7000平方メートルを横須賀市に寄付したことで、この「田浦緑地」が誕生。寄付されたエリアにも梅を植栽し、700本から始まった梅林が現在2万7000本へと拡大。三浦半島きっての梅の名所となった……というお話。つまり、石川さんなくしては梅の里ならず。なんてカッコいいお金の使い方なのでしょう。

ただでさえ風光明媚なこの広場には、さらに展望台まで用意されています。

小ぶりながら、海と街を感じさせる横須賀らしいデザイン。らせん階段のある内部も魅力的です。

展望台の上まで昇ると、ただでさえ良い眺めが、さらに遠くまでぐるりと見渡せる。贅沢です。

園内を出た住宅街にも、梅の余韻があちこちに。

展望台を降り、そろそろ出口に向かおうと思います。奥に進んでいくと、また道が二股に分かれて、「ハイキング 三浦アルプスコース」という看板が出ていました。

三浦アルプスと言えば、葉山や逗子のほうですよね!? けっこうキチンとした装備で来ている人が多いな、と思っていましたが、トレッキングとしてもっと遠くから歩いてくる人もいる、ということか。

あの階段で、既にひざが笑っているレベルの体力しか今はありませんが、いつか自然の中を歩いてみたいな、と憧れが湧いてきます。

さて、案内図によると、このY字路を右に進むと住宅街に続く出口があるようです。

出口に向かって歩いて行くと、木陰になにやら不思議な乗り物を発見。

も、モノレール? 遊具かと思いましたが、乗り場に続く入口には鍵がかかっています。けっこうな急斜面に張りつくように走るレール。乗ったら面白そうな、怖そうな。(後で知りましたが、荷物運搬用だそうです)。

すぐ脇に『田浦青少年自然の家』という建物がありました。

入っていいのかな……おそるおそる覗くと、中にいる管理人風の男性が「どうぞ、入っていいですよ」と優しく声をかけてくれました。中にはウッディな建物が二棟。

どちらも風景となじんでいて、ステキな雰囲気です。

「初めて梅の里に来たのですが、ここは何に使うんですか?」と聞いてみると、「キャンプ場があるんですよ」とのこと。せっかくなので、内部を見せていただきました。

斜面に沿ってあるウッドデッキがテントサイトでしょうか? ベンチの脇にはバーベキューができるグリルもあります。星形を思わせるデザインの炊事場、カッコいい!

立ち寄りついでにお手洗いもお借りしました。決して設備は新しくありませんが、掃除がピカピカに行き届いており、屋外にあるトイレとは思えない清潔感。まさか散歩も終盤に来て、お手洗いに感動させられるとは。でも、トイレがきれいってとても嬉しいことです。

※帰宅してから調べたところ、この『田浦青少年自然の家』は「児童・生徒・青少年・青少年指導者・親子および、これらの人を含むグループ」なら誰でも利用できるキャンプ施設で(要予約)、なんと日帰りデイキャンプ無料! 宿泊小学生未満無料!小・中学生260円!高校生以上510円(2022年3月現在)で利用できるそうです! ゼロ1コ間違えてないですよね?

テントや料理道具の貸し出しもあるそうですから、食材を背負ってあの階段さえ昇りきれば、バーベキューキャンプがリーズナブルにできてしまう(帰りは食材分の荷物が軽くなるし)。これは子連れの方ぜひ!

男性にお礼を言って、外へ。名残惜しいですが、階段を下りはじめます。相変わらず、右に左に角度を変えながら、延々と続く段。でも、昇りに比べるとかなり楽ちんな気が。

道が狭いので、行きかう人とは自然に譲り合いが生まれます。

60代くらいでしょうか、前を歩いていたご夫婦らしき二人連れも、後ろからきた私に「ゆっくり行くのでどうぞ」と道を譲ってくださいました。お礼を伝えて追い越すと、後ろから「昔はもっと早く降りられたのにねえ」「そうだな。でものんびり行くのもいいもんだな」という会話が聞こえてほっこり。たしかに、ゆっくり歩かないと見えない景色がありますよね。

階段の終わりが見えてきました。出口付近は児童公園になっているようです。近所の方でしょうか、犬を連れたマダムが階段を昇ってきます。犬の散歩レベルの日常感で毎日この階段を上り下りしていたら、人も犬も健脚になりそう。

長い階段を下り終え、住宅街に戻ってきました! ここから16号方面に戻ります。

梅林でたくさん梅を見てきましたが、帰り道にも梅の木があるお宅があちこちに。田浦に暮らす人たちにとって、梅は大切なアイデンティティであり、誇りなのかな、なんて想像します。

途中に『庚申塔』がありました。一番左の塔には、見ざる・言わざる・聞かざるの三猿が刻まれています。1676(延宝4)年に建てられたそうですから、約350年前のものです。

さすがに歩き疲れました。喉もカラカラです。途中、商店の前にあった自動販売機で飲み物を購入。普段であれば水ですが、今日は気分的にこれ。

このドリンク、田浦界隈は特によく売れるとか、そういう裏話あったら面白いのに。ひんやり甘酸っぱくて、歩きまわったカラダに染みます!

そして、とうとう国道16号まで戻ってきました……今日はホントよく歩いた(自分比)。

本来でしたら「京急各駅を歩く」連載だけに『京急田浦』か『安針塚』に戻りたいところですが、さらに20分歩く力を使い切ったため、ここから徒歩7分のところにある『JR田浦』から帰ることにします。

今回の散歩は、約2時間30分でした。

*****

しかし、予想していた以上に気持ちのいいところでした『田浦梅の里』。

行く前は正直「アクセス悪いな……」と思っていましたが(ごめんなさい)、戻ってきた今は到着するまでのプロセス(無限階段とか)も含めて「梅の里」だと思える気持ち。クルマで簡単に行けないからこそ、たどり着いたときの感動もひとしおなんですよね。

梅の季節じゃなくてもハイキング気分で楽しめそうですし、なにしろ、あの芝生広場の開放感はたまりませんでした。

次回こそは、3駅め『安針塚』駅に行ってみたいと思います。どうぞお楽しみに!

ヨソモノヨコスカ
ヨソモノヨコスカ

2018年秋、住み慣れたトーキョーを離れ、ふらりと横須賀に住み始めました。
ヨソモノの目から見たヨコスカを綴っています。

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